水性塗装システム

水性塗装システム(ACS:Aqueous Coating System by KANAE PAINT)

環境保全を推進するために、塗料の「水性化」に向けた大きな一歩を踏み出します。

当社からご提案いたします「水性塗装システム」は、環境対策にお困りのお客様へ、スムーズに対策・改善が可能なシステムとして開発されております。お客様の環境・安全・健康への取り組みの中で塗料のプロフェッショナルとして持続可能な未来に向けた新たな価値を提案いたします。

【対策・改善例】

VOC削減、PRTR対象物質の削減、職場環境改善、安全対策、産業廃棄物削減、各種法規制対応、工期短縮など

水性塗料の特徴

作業安全

油性塗料はシンナーなどの溶剤が含まれていますが、水系塗料は主成分が水です。塗装作業時の臭気や爆発リスクを大幅に削減でき、作業環境が劇的に変化致します。

健康

労働安全衛生法の特定化学物質障害予防規則(特化則)や有機溶剤中毒予防規則(有機則)で要求される項目の対応が不要となります。

保管安全

消防法の分類では「非該当」となるため、危険物の倉庫、防爆設備などの費用が大幅に低減できます。

リサイクル

水性塗料は、排液処理方法を変更することができ、容器を変更することで、産業廃棄物の削減が可能です。

水性塗料導入のご提案

近年、社会における環境意識の高まりによって、ESG/SDGsなど環境対策の取り組みが企業価値を決める大きな要因となっています。VOC削減、作業環境の改善、社会への責任の観点から「塗料の水性化を推進します」まず、これらの対策を進めるスタートは「作業環境の改善」です。

水性塗料導入のご提案事例

冬季の塗装作業性

冬場に建造された船舶において、低温にもかかわらず指触15分という驚異的なスピードで塗膜が乾燥しました。

期短縮のご提案

当社が開発した上下兼用タイプをもちいることで50%以上の工程短縮が可能となりました。

作業環境改善のご提案

水性塗料においては、作業環境の改善が期待され、トライアルにおいても高い評価を得ることができました。

※換気は必要です。

産業廃棄物削減のご提案

固形分はプラスチック廃材、水はpH調整を実施し、通常の下水処理として取り扱えます。産業廃棄物の処理削減は、70%を超える効果が得られます。

分野紹介

当社はこれまで培った技術を元に「アルクアシリーズ」をブラッシュアップし、お客様が求める品質、基材への密着性・耐久性・乾燥・作業性・仕上がり感・意匠など、これらの要望に応える製品を開発しています。各種塗装仕様、製品を準備しておりますので、ご興味がある方は、当社と共に「水性化」を実現しましょう!

素敵な材料をご用意してお待ちしております。